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「手持ち無沙汰」徹底解説|意味、由来、類語について

手持無沙汰

本記事では、日常よく耳にする表現「手持ち無沙汰」について詳しく解説します。

そもそも「手持ち無沙汰」とは何を指すのでしょうか?このフレーズが持つ意味を掘り下げてみましょう。

「手持ち無沙汰」とは、「何もすることがなくて退屈を感じている状態」や「時間をどう過ごしていいかわからず持て余していること」を意味します。

予期しない暇な時間に発生したり、計画通りに時間を使えなかった場合に用いることが多いです。

また、この表現は「手持無沙汰」とも書きます。発音も意味も「手持ち無沙汰」と同じですが、「てもちぶさた」と発音するのが正しく、「てもちぶたさ」と間違えやすいので注意しましょう。

目次

「手持ち無沙汰」の由来とその歴史

「手持ち無沙汰」という表現は、意外なことに江戸時代にその起源を持ちます。

このフレーズは、当時の油売りの商売に関連しています。具体的には、油売りとは、灯油などの油を桶に入れて携え、人々の家を回りながら売り歩く行商人のことを指します。

油の粘り気のため、桶から顧客の容器へと移す作業には時間がかかるものでした。

この油を移し替える間、行商人が次の手順を待っている間に何もすることがなく、ただぼんやりと時間を過ごす様子が後の「手持ち無沙汰」という言葉に繋がりました。

「手持ち」とは「手に何かを持つ状態」、「無沙汰」とは「長期間何の連絡もない状態」を指し、これらが組み合わさって「何もせず手が空いている状態」を表すようになったのです。

「手持ち無沙汰」の使用シーン

「手持ち無沙汰」という言葉は、特定の方言ではなく、一般的な日本語表現です。日常生活のさまざまな場面やメディアで頻繁に使われています。

「手持ち無沙汰」の実例を紹介します。

例①

友人がコンビニで買い物をしている間、外で待つと手持ち無沙汰になりがちです。

「ちょっと買ってくるから待ってて!」と店内に入る友人を待ちながら、何もすることがなく時間をどう過ごすか迷う時があります。この状況を「手持ち無沙汰」と表現することが適切です。

例②

手持ち無沙汰だったので、デスクの上の書類を整理して過ごしました。

仕事が予定より早く終わり、帰る準備もすでに整っていたものの、まだ時間が若干余っていました。

その少しの空き時間を有効に使うために、書類の整理を行いました。このような時、「手持ち無沙汰」という言葉を使って、小さな時間を有効活用したことを表現できます。

「手持ち無沙汰」の類語と類似表現

「手持ち無沙汰」と同じ意味を持つ言葉や似た言葉をいくつか挙げてみましょう。

所在ない

この言葉は、「何もすることがなく、単に時間を持て余している状態」を表します。これは手持ち無沙汰と非常に近い意味です。

暇を持て余す

「暇を持て余す」という表現も、「何もすることがなく退屈している状態」を指し、手持ち無沙汰と同じような状況を表現する際に用いられます。

無聊(ぶりょう)

この言葉は、何もすることがなく退屈を感じている状態やその様子を表します。

手持ち無沙汰と似た意味合いを持つものの、無聊は特に「退屈である」「面白みがない」という感覚を強く表現しています。

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