スマートフォンやPCでよく目にするメモリの単位、「KB(キロバイト)」と「MB(メガバイト)」について、どちらが大きいかご存じですか?
「アプリが増えてストレージがいっぱいになりそう!でも、KBとMBのどちらが大きいのかな?」や「データ通信の量を確認しているけど、これらの単位がよくわからない」と思うことはありませんか?
また、「単位が似ていて混乱するけど、簡単に覚える方法はないだろうか」と考える方もいるでしょう。
こうした疑問をお持ちの方も多いと思います。
この記事では、キロバイトとメガバイトの容量の違いと、それらを簡単に覚える方法をご紹介します。メモリサイズの違いについて詳しく知りたい方は、ぜひお読みください。
キロバイトとメガバイト、どっちが大きい?
まず、データ容量の単位であるキロバイト(KB)とメガバイト(MB)を比較すると、メガバイトの方が明らかに大きいことをお伝えします。
データの大きさを表すこれらの単位について説明しましょう。キロバイト(KB)やメガバイト(MB)以外にも、さらに大きな単位としてギガバイト(GB)やテラバイト(TB)があります。これらの単位を小さいものから並べると、以下のようになります。
アプリの容量でどれを削除すればより多くの空き容量が確保できるか迷った場合は、大きい単位のメガバイト(MB)を選んで削除するのがおすすめです。
キロバイトとメガバイト、どのように違い計算するのか
メガバイト(MB)はキロバイト(KB)でどう表示されるのでしょうか?
キロバイト(KB)とメガバイト(MB)の差を理解するには、まず「バイト(B)」がデータ量の基本単位であることを知る必要があります。
具体的な変換値は以下の通りです。
では、なぜこれらの単位がこのように設定されているのでしょうか?
「1MBがなぜ1000KBではなく、1024KBなのか」と疑問に思われることでしょう。この理由は、コンピュータが二進法でデータを処理するためです。
二進法では、「0」と「1」を使ってデータを表し、1024(2の10乗)という数が計算上扱いやすいため、このように定められています。
メガバイトとキロバイト、どのように変換すればよい?
データの単位変換方法を簡単に解説します。
これらの基本単位を使用して、次のように変換計算を行います。
MBからKBへの変換方法
例えば、「6MBをKBに変換するには?」と思った場合、1024を掛けます。具体的には、6MBは1024KB × 6 = 6,144KBと計算されます。
KBからMBへの変換方法
KBからMBへの変換は、1024で割ります。6,144KBをMBに変換すると、6,144 ÷ 1024 = 6MBです。
メガバイトからバイトへの変換
より小さな単位であるバイトに変換する方法もあります。
バイトからMBへの変換
例えば、「3,145,728バイトをMBに変換する」場合、3,145,728 ÷ 1,048,576 = 3MBと計算されます。
MBからバイトへの変換
逆に、「3MBをバイトに変換したい」場合は、1,048,576 × 3 = 3,145,728バイトと計算されます。
まとめ
「キロバイトからテラバイトまでの順番が覚えにくい」とお悩みの方に、語呂合わせを使った覚え方を提案します。
データ容量はキロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)と順に大きくなります。これを「KMGT(毛虫ゲット)」と覚えると、単位の大きさの順序が簡単に思い出せます。
また、大きいものから小さい順には、「TGMK(タイガーマスク)」と覚えると便利です。
このような語呂合わせを使うと、データ容量の単位とその関係をスムーズに覚えられます。