マキタのコードレス掃除機「CL115FD」と「CL116D」は、どちらも人気モデルですが、使い勝手や性能にはしっかりとした違いがあります。
この記事では、「紙パック式」と「カプセル式」の違いをはじめ、スイッチ操作や吸引力、価格などの比較をわかりやすく解説。
それぞれのモデルがどんな人に向いているのか、図表付きで一目で理解できる構成になっています。
この記事を読めば、CL115FDとCL116Dのどちらがあなたに合っているのかが明確になり、掃除機選びで後悔しないはずです。
マキタCL115FDとCL116Dの違いをひと目で把握しよう
マキタのコードレス掃除機「CL115FD」と「CL116D」は、見た目こそ似ていますが、実は中身が結構違います。
この章では、購入前に押さえておくべき3つの主要な違い、「集じん方式」「スイッチ操作」「吸引モード」にフォーカスして解説します。
集じん方式の違い|紙パック式とカプセル式のメリット・デメリット
CL115FDは紙パック式を採用しており、ゴミを捨てるときに手を汚さずに済みます。
一方のCL116Dはカプセル式で、ゴミを直接ダストケースにためる仕組みです。
以下の表で両者の特徴を比較してみましょう。
| モデル | 集じん方式 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| CL115FD | 紙パック式 | 清潔に捨てられる | 紙パックの購入が必要 |
| CL116D | カプセル式 | ランニングコストがかからない | ゴミ捨て時にホコリが舞いやすい |
スイッチ操作の違い|ワンタッチとトリガーで使い勝手はどう変わる?
CL115FDはワンタッチスイッチを採用しており、一度押せば連続で運転します。
CL116Dはトリガースイッチで、押している間だけ吸引するタイプです。
短時間の掃除にはCL116Dでも問題ありませんが、長時間の掃除では手が疲れやすいというデメリットがあります。
吸引力・モードの違い|3段階と1段階、どっちが使いやすい?
CL115FDは標準・強・パワフルの3段階モードがあり、用途に応じて出力を調整できます。
一方、CL116Dは1モードのみですが、シンプルな操作が魅力です。
吸引力を自分で切り替えたい人はCL115FD、簡単に使いたい人はCL116Dが向いています。
基本スペックを徹底比較|サイズ・重量・使用時間・吸引力

ここでは、CL115FDとCL116Dのサイズや重量、連続使用時間、吸引仕事率といった基本スペックを見比べていきましょう。
スペックの違いを知ることで、自分の使い方に合うモデルを見つけやすくなります。
寸法・重量・連続使用時間の違いをチェック
2機種のサイズは似ていますが、CL116Dの方がわずかに軽量です。
CL115FDは使用モードによって最長約50分の運転が可能で、掃除時間が長い方に向いています。
| 項目 | CL115FD | CL116D |
|---|---|---|
| 全長 | 983mm | 928mm |
| 重量 | 1.0kg | 0.93kg |
| 使用時間 | 約10〜50分 | 約15分 |
吸引仕事率・モーター性能を比較してみよう
吸引力の指標となる「吸引仕事率」は、CL115FDの方が最大35Wと高出力です。
CL116Dは最大21Wで、軽い掃除には十分ですが、重たいゴミやじゅうたんの奥までしっかり吸いたい人にはCL115FDがおすすめです。
| モデル | 吸引仕事率 | モード切替 |
|---|---|---|
| CL115FD | 最大35W | 3段階 |
| CL116D | 最大21W | 1モード |
価格とコスパを比較|初期費用とランニングコストの差
掃除機選びでは、スペックだけでなく「価格」と「ランニングコスト」も重要な判断材料ですよね。
ここでは、CL115FDとCL116Dの価格の違いや、長期的にかかる維持費の観点からコスパを徹底比較していきます。
本体価格と維持費の違い
CL116Dは、CL115FDよりも約1,000円ほど安い価格帯で販売されていることが多く、購入のハードルが低めです。
また、カプセル式なので紙パックの追加購入が不要なのも嬉しいポイント。
一方、CL115FDは紙パックを使用するため、使用頻度が高い人はその分のコストがかかります。
| モデル | 本体価格(目安) | 維持費 |
|---|---|---|
| CL115FD | 約12,700円〜 | 紙パック代あり |
| CL116D | 約11,600円〜 | 維持費ほぼゼロ |
長期的なコストパフォーマンスを見極めよう
紙パックの価格は1枚数十円ですが、積み重なるとそれなりの出費に。
その分CL115FDは高機能で快適に使えるため、日常的に掃除機を使う方には総合的なコスパは悪くありません。
一方、CL116Dは機能を絞った分価格が安く、シンプルな使い方なら必要十分。
コスパをどう考えるかは、「機能性」と「予算」のバランスがカギになります。
CL115FDが向いている人はこんな人

ここでは、マキタCL115FDがどんな人にフィットするのか、使用シーンや重視ポイント別に紹介していきます。
快適性や衛生面を重視したい方には特におすすめの1台です。
衛生面を重視したい人におすすめ
CL115FDは紙パック式なので、ゴミ捨て時にホコリが舞いにくく、手が汚れにくいのが魅力です。
アレルギーがある方や、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
長時間の掃除が多い人にぴったり
ワンタッチスイッチで一度押せば連続運転できるため、広い部屋や長時間の掃除でも手が疲れにくい構造です。
掃除のたびにスイッチを押し続けるのがストレスに感じる方にも向いています。
吸引力を調整したい人に最適
標準・強・パワフルの3段階の吸引モードを搭載しているため、フローリングやカーペットなど掃除場所に応じてパワーを調整できます。
掃除の仕上がりにこだわる人にはピッタリの機能ですね。
| おすすめタイプ | 理由 |
|---|---|
| 衛生面を気にする人 | 紙パック式で手が汚れにくい |
| 掃除が長時間になる人 | ワンタッチで連続運転が可能 |
| 掃除の仕上がり重視 | 吸引モードが3段階に切替可能 |
CL116Dが向いている人はこんな人
次に、CL116Dがどんな人に向いているかを解説していきます。
シンプルさや価格重視で掃除機を選びたい方には、CL116Dがフィットする可能性が高いです。
コスパ重視&短時間掃除が中心の人におすすめ
CL116Dは本体価格が手頃で、カプセル式のため紙パックの追加費用もかかりません。
短時間でサッと使いたいときにも、必要なときだけ動作するトリガースイッチが便利です。
掃除の頻度が少なめな方や、コストを最小限にしたい人にぴったりです。
操作がシンプルな掃除機を探している人にぴったり
CL116Dはモード切替が不要で、スイッチを押すだけの簡単操作です。
家電に不慣れな方や、ご高齢の方でも迷わず扱えるのが魅力ですね。
とにかく簡単に使える掃除機を探しているなら、CL116Dは有力候補になります。
| おすすめタイプ | 理由 |
|---|---|
| 価格を重視する人 | 本体が安く、維持費もかからない |
| 短時間で掃除したい人 | トリガー式で必要なときだけ使える |
| シンプル操作を求める人 | 吸引モードが1つで迷わない |
共通する魅力も要チェック|マキタならではの信頼性とは
ここまでCL115FDとCL116Dの違いに注目してきましたが、どちらにも共通するマキタ製品ならではの強みがあります。
この章では、どちらのモデルにも共通するスペックや、安心して使える理由を紹介します。
静音設計と軽量ボディの使いやすさ
CL115FDもCL116Dも、1kg未満の超軽量設計が特長です。
持ち上げての掃除や、階段・棚の上などの作業もラクラク。
さらに、モーター音も比較的静かなので、夜間や早朝の掃除にも使いやすいですよ。
バッテリー性能と充電時間の共通仕様
両モデルとも、10.8V・2.0Ahのバッテリーを内蔵しており、同じ充電アダプターを使えるのが便利です。
充電時間も共通で、約3〜4時間あれば満充電になります。
| 項目 | 共通仕様 |
|---|---|
| バッテリー形式 | 内蔵式(DC1001) |
| 電圧 | 10.8V |
| 容量 | 2.0Ah |
| 充電時間 | 約3〜4時間 |
マキタブランドの信頼性と耐久性
マキタはもともとプロ向け電動工具のメーカーとして長年の実績があります。
その技術力を活かした掃除機は、家庭用でも耐久性と信頼性に優れているのが魅力です。
どちらのモデルを選んでも、壊れにくく長く使えるので、コスパの高さにもつながります。
結論|CL115FDとCL116Dのどっちを選ぶべき?

ここまで、マキタのCL115FDとCL116Dについて比較してきました。
最後に、それぞれの特長を整理しながら、自分に合った1台の選び方をまとめていきます。
用途・予算別のおすすめモデル早見表
以下の表は、重視するポイントごとにどちらのモデルが適しているかを一目でまとめたものです。
掃除スタイルや優先順位を考えながらチェックしてみてください。
| 重視するポイント | おすすめモデル |
|---|---|
| 清潔にゴミを捨てたい | CL115FD(紙パック式) |
| 価格をできるだけ抑えたい | CL116D(カプセル式) |
| 吸引モードを切り替えたい | CL115FD(3段階モード) |
| とにかく軽い方がいい | CL116D(軽量・コンパクト) |
| スイッチ操作を楽にしたい | CL115FD(ワンタッチスイッチ) |
| 操作がシンプルな方がいい | CL116D(トリガースイッチ) |
選び方に迷ったときのチェックポイント4つ
どちらか迷ったときは、次の4つのポイントを自分の生活に照らして考えてみましょう。
- ゴミ捨て方式は紙パック式がいい?それともカプセル式?
- 掃除は短時間だけ?それとも長時間使うことが多い?
- 吸引力の調整機能は必要?
- 重視したいのは機能性?それとも価格?
この4つを明確にすることで、自分にとって最適なモデルが見えてきます。
生活スタイルに合った1台を選んで、毎日の掃除をもっと快適にしていきましょう。

